H29/10/27(木)第9回アイケアユーCafe 〜漢方薬でつながらナイト〜

H29/10/27(木)第9回アイケアユーCafe 〜漢方薬でつながらナイト〜を開催させていただきました。
漢方というと、薬剤師でもどんな世界なのか深く知らない方も多く、緊張しながらのスタートでしたが、ゲストの小岩井 慎哉 (Shinya Koiwai)さんの準備され尽くしたわかりやすい説明で理解し、漢方薬局へ行きたい!と思った方も多かったのではないでしょうか。今回は、初参加の方が多かったのですが、はっきりいって、参加者全員と仲良くなれる自信があります。それくらい個性的で愉快な方がお集まりになり、最後はお祭り騒ぎでした・・

 

 

https://www.facebook.com/pg/icareyou.jp/photos/?tab=album&album_id=493676874335437

まとめ。
小岩井さんの、最近思うこと・・患者さんは薬を飲みたいのだろうか?
そうではなく、患者さんは病を気にせず健康に過ごしたいのではないだろうか?
そんな問いかけから、保険外の漢方薬局の秘密?を的を絞ってご説明頂きました。
・煎じ薬を専門に扱う。
・効果実感に主点。長く飲まないと効かないは間違い
・明確な料金設定
・訪問相談
3大アレルギー性疾患について
・アレルギー性鼻炎
・アトピー性皮膚炎
・気管支喘息(小児喘息)
「共通の原因は痰飲」痰飲・・体に溜まって古くなったお水
解決方法は運動して汗をかくこと。
高齢者の廃用にも漢方の考え方を通して動機づけることで、西洋医学では治癒が難しいところを解決できる可能性をとても感じました。養生という考え方は、自立を支援していく上で、日本人に合ったやり方かもしれません。日本人用に作られた和漢方が儒教ベースで生きている日本人に合わないわけがない・・。正しく生きる。自分を高める。食と健康。健康を支える薬剤師としてもケアマネジャーとしても、たくさんの考える機会になりました。

そして、某メーカーの添付文書に書かれている適用、風邪のひきはじめ、が実はあまり効果がなかったり、、エキス顆粒と煎じ薬では効き目が違う、食後でも効果同じなど。
ミニパネルディスカッションでは、保険外の漢方薬局を持続させる成功要因は?という意地悪な質問に、きっぱり「他に手を出さないこと」と言い切った小岩井さんのカッコよさは半端なかったです。選択と集中です。漢方薬局の未来は?と伺うと、中国産の原価が上がっていて厳しいが、自分と同じ世代がちょこちょこ開店もしており、需要があり無くなることはないと思うとのこと。
認知症・頻尿1日100回で薬でもお手上げだったが、八味地黄丸で改善したケースや、小児に便秘陰陽が未熟のケース、更年期障害、温経湯のケース。をご紹介いただきました。

そしてバルーンシャンデリアの下でダイアローグ。
いきなりLife is Art !!と言い出す薬剤師、台湾の薬科大で働いていた方、中国に住まわれていた方、ネパールで公衆衛生をされていたZさん。ヘルスケアマガジン企画開発ですが過去に未来科学館な方。カフェを開きたい薬剤師、西荻で介護食のイベントをされている管理栄養士、ライフプランナー、公認会計士ですが実はアトピーSNSベンチャー経営者、ガンサバイバー、食育コンサルタント(MBAホルダー)、在宅医療クリニック事務長&医療情報技師&空き家・空きスペース活用イベント企画な方、グローバル・マーケティング・リサーチ会社のオペレーティングマネジャー、という個性的なメンバーで「わたしは、自らの健康とどう向き合っているか?」という問を通して、対話いたしました。
・トレーニングウエアを来て寝る。そのまま朝起きて走り出すようにしている。
・ATM(明るく楽しく前向きに)な人を探す。
・ネパールは肩こらない。そもそもそんな健康の概念がないから。
・自分のリミッターを知る。
・自分も相手も許してあげられる心構え
・健康のルール化して仕組み化(習慣化)する。
・睡眠Iotバンドでレムとノンレムを測定
・薬で心身をある程度コントロールできるが、社会参加は意識して行動している。
などなど面白い意見が他にも沢山でていました。
台湾では西洋医学と東洋医学が選べる。中国の漢方と日本の漢方の違い。
薬がなくても、体質が変わる理由がわかり、漢方や養生への興味がわきました。
保険外の漢方薬にご高齢者をつなげることができれば、残存機能を引き出す考え方と大変近いこと、日本人らしい生活スタイルに落とし込みやすいこと、何より美味しく楽しくつながるきっかけにもいいなと思いました。
認知症Cafeとかでも漢方バーを開いたりすると、きっと医療費も減るし認知機能や頻尿も改善される可能性も感じます。特に、エビデンスを積み上げにくい予防医学的な領域でもあるからこそ、そのブラックボックスのまま機械学習で解析することに向いていると思います。(インプットするデータに主観的なバイアスがかかるからそこさえ定量化できれば・・)
僕からは、お土産で、儒教の大切にしているもの、武士道で大切にしているものを知ることで漢方がメインだった江戸時代の思想に触れ、和漢方&養生とのツナガリ、哲学的な日本人が大事にしていることに改めて触れることでじいちゃんばあちゃんの気持ちを汲み取れるようになれると思いご紹介させていただきました。

一歩踏み出すことで、保険外の漢方薬局を5年も経営されてきた小岩井さんに実際にお会いすることで、大変なパワーをいただいたような気がします。心より感謝申し上げます。
また、お忙しい中ご参加いただいた皆様のお陰で、Life is Artで素敵な漢方ナイトになりました。本当にありがとうございました。

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