薬の定期勉強会を行っています。

なごみ薬局では、薬剤師の育成に力を入れています。

医療に貢献することで患者さんから信頼され、地域に根ざし、自信とやりがいを感じてもらえるようにするためです。

なごみ薬局は、年に6人薬学実習生を受け入れています。受け入れられる最大の人数です。なぜ、私たちは教えるのに時間もかかるし、11週間で大学に戻っていくのに、受け入れ続けるのでしょうか。私たちは、コストがかかっても、経営に負担が生じても、医療の専門家としての薬剤師を社会に送り出すことが、「患者さんが心から元気になれる」と思っているからです。

また、未経験の薬剤師や若い薬剤師も積極的に受け入れて育てています。私たちは、笑顔を増やすために、この薬剤師に会えてよかった、信じて薬を飲んでみよう!そんな、些細なきっかけが患者さんの人生を大きく変えることもあるからです。私たちはDrの処方通り薬を出すだけでなく、しっかりと薬の使い方と効果を伝え、効果を確認し不安を取り除くコミュニケーションが薬剤師の専門家としての大事な仕事です。知識を丹念に補充していくことを続けていけば、巣立っていった薬剤師も次の職場で勉強を続け、しっかりと社会から求められる人間になってくれるのではないかと思います。

同じ患者さんはいません、それぞれに出会いがあり、それぞれの背景があって、病気や症状になっています。だから同じ服薬指導では、うまくいきません。新しい薬もどんどんでてきます。国家試験で勉強したことを現場でどう使うか。自分を高めることは、一人では限界があります。私たちはみんなで助け合って勉強していける職場環境を目指します。

人は、できなかったことができるようになったとき、成長を感じることができます。初めはわからないことばかりですが、ほんの少しずつの挑戦の積み重ねで、積もり積もれば、地域や本当に大切な人を「心から元気にする」薬剤師になれると思っています。

どんなに辛くても、批判されても、育成することから逃げず、なごみ薬局は人を育てる薬局でありたいと思っています。
また、それが、笑顔であふれる薬剤師の生き方だと思ます。

在宅医療や他職種連携にご興味のある薬剤師さんのエントリーをお待ちしております。是非、ご連絡ください。採用情報はこちら。

個人情報保護や秘密保持について

情報を扱う専門職の葛藤

個人情報保護や秘密保持について

ソーシャルワーカーやケアマネジャー(以下、援助職、等と記載します)の仕事には葛藤がつきものです。何でも相談してくださいねと言いながら、これ以上はできません、と言ってみたり、あなたの味方ですと言って情報を聞き出しておきながら、虐待の通報をする際には敵のようになってみたり、そのような態度を取った経験は対人援助職者であれば誰しもが経験したことだと思います。しかし、そのような対応をするのには大きな理由があります。利用者を守るという専門職としての大前提があるからです。そのために、自分ができもしないサービスを提供するかのような期待を持たせないよう限界を伝えること、加害者に本音を語ってもらいつつも被害者の安全確保は絶対に譲らない、というスタンスを貫くことになります。この事が時に葛藤を生み出します。

この葛藤は個人情報の取り扱いにおいてもみられます。相談内容は本人の同意なしに他人には開示しないという前提がある一方で、生命の安全確保のために情報公開に踏み切ることもあります。業務上知り得た情報を外部に漏らさないという守秘義務自体は、どの職種にも発生しますが、場合によっては開示する倫理的責任があるというのが援助職における守秘義務の特色です。

倫理的責任という意味では、開示する情報を最小限に留めるということもあります。情報は出来るだけオープンにした方がより良い援助につながるのではないか、と思われがちなため、他職種からはいろいろと情報を求められますが、援助職者は利用者を守るために、情報提供や情報共有が適切かどうか、常に注意しなければなりません。アメリカのHIPAA法や日本の個人情報保護法では、利用者の個人情報の共有は目的と共有先について必要最小限かつ限定的に留めることとされています。利用者の個人情報を知ることで得た「力」を援助者が乱用したり、利用者が搾取されたりする事がないようにという配慮ですが、一歩踏み込んで解釈するならば、援助職者がつい過度に情報を共有してしまいがちだということです。

情報はとても貴重であり大切なものです。ある演習があるので紹介します。グループでの演習なのですが、数名が輪になって座ります。各々が紙とペンを持っています。自分もその一員で参加していると考えてください。演習を仕切っている者から「自分の最大の秘密を紙に書いてください」「書いたら小さく畳んでください」「ではそれを隣の人に渡してください」と言われます。みなさんならどうしますか?他人にすんなりと紙を渡す事ができますか?この演習の目的は、自分の秘密を他人に託してしまうという無力感と、他人の秘密の運命を手中にする責任の重さを味わうことでした。守秘義務なんて信用してないから何も書いてないという人もいました。手の中の紙が重たすぎて怖くて手を開けないという人もいました。受け止め方は人それぞれだと思いますが、秘密を人に預ける、預かるというのはそのくらい大変なことなのだと思います。薬局でも日常的に多くの情報を取り扱っています。折に触れてその重さを思い返したいものです。

配達しすぎてストリートビューにのりました。

なごみ薬局の某管理薬剤師は自転車で薬を配達します。(訪問薬剤管理指導)
「なぜかって?それは、患者さんがそこにいるからさ」
足腰が悪くて、目が見えなくて、耳が聞こえなくて、薬を取りに来られない方にはお届けして説明するのも薬剤師の仕事である。

しかし、冬のある日、配達しすぎてgoogleのストリートビューにのってしまいました。。。

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中野・杉並・新宿エリアでの訪問薬剤管理指導はなごみ薬局へお任せください。
重たいエンシュアリキッドやラコール、中心静脈栄養も、お車で配達いたします。

<配達> 自転車で行ける距離で無料(中野エリア)
時間がない方、足が悪くて薬局まで来られない方、小さなお子様のいる方など、ご自宅までお薬を無料でお持ちしております。
FAXをお持ちの方でしたら、処方箋を薬局へFAXいただければ、薬局へ行くことなくご自宅で薬を受け取ることができます。

<訪問薬剤管理指導> 通常500円/回(中野・杉並・新宿エリア)
在宅診療を行う医師や、看護師、ケアマネージャーなどとチームを組んで、在宅での薬に関する管理を致します。なごみ薬局では、利用者さんの意思を尊重し、よく話し合い、確認し合いながら、サービス内容を決定していきます。
また担当者会議にも積極的に参加し、医療に携わる専門家チームとの信頼関係も大切に、ひとりの患者さんを皆で支えていきます。

*3号*