なごみ通信 11月号

冬に向かって一段と寒くなり、寒暖の差で体調を崩されてはいないでしょうか?今月は毎年猛威をふるうインフルエンザについての健康情報をご紹介させていただきます。

インフルエンザ予防は総力戦

インフルエンザ予防の基本は、流行前にインフルエンザワクチンの接種を受けることですが、併せて手洗いを徹底し、体調を良好に保つなどの総力戦で挑みましょう。

インフルエンザワクチンの接種

2015年/16年シーズンのワクチンからA型2種・B型2種に対応しています。ワクチンは接種した人のインフルエンザに対する免疫力を高めます。感染を完全に阻止する効果はありませんが、発症する可能性を減らし、発症しても重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があることがわかっています。
ワクチンは接種後に効果が出るまで数週間かかりますから、早めに受けるといいでしょう。効果は約5ヵ月間持続するといわれています。

接触感染を予防する手洗い

インフルエンザのウイルスがついている手やドアノブなどに触ると、ウイルスが自分の手につきます。その手を鼻や口に持っていくことで感染します。鼻や口にウイルスがつかないようにするには手洗いが一番の予防になります。
手洗いは、石けんの泡をよく立て、手のひら、手の甲、指の股や爪の先までしっかり洗い、流水で洗い流しましょう。
出先などで手洗いできない場合は、携帯できるアルコール消毒剤を活用してもいいでしょう。

飛沫感染を予防するマスク

くしゃみや咳をすると、口から飛沫(ひまつ)が飛び散ります。インフルエンザに感染した人の飛沫には、大量のインフルエンザウイルスが含まれているので、それを浴びて吸い込むと、鼻やのどからウイルスが入り込んで感染します。
インフルエンザ流行時にマスクをすることは、こうした飛沫感染を防ぐために有効です。また、自分自身が咳やくしゃみがある場合もマスクをかけることはもちろん、ティッシュやハンカチなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔を背け、周囲の人に飛沫を浴びせないようにしましょう。

疲れている時は外出を避ける

疲労やストレス、睡眠不足などで体調が低下している場合はインフルエンザウイルスに対する抵抗力も低下しています。栄養と休養を十分にとり、なるべく人ごみには出かけないようにしましょう。全身倦怠感は高熱や関節痛とならんでインフルエンザの初期症状でもあります。インフルエンザに感染していると気づかないままウイルスをまきちらすことを防ぐためにも、無理をしないことが大切です。

なごみ通信 10月号

だんだんと肌寒い季節となってきました。今回は、秋の養生(過ごし方)についてお伝えしたいと思います。

秋は、東洋医学的には『肺』が深く関わる季節です。

夏と比べて、この時期は秋晴れで空が高く感じられ、空気が乾燥してくるので、肌の潤いが足りなくなったり、咳が出やすい人も多いのではないでしょうか。

秋の過ごし方としては、ゆったりリラックスして、外から来るストレス(外邪の燥)から身体を守りつつ、温める食材を中心に摂り、冬に向けて、必要な体力をつけておきましょう。

例えば、

・冷たいもの、体を冷やす食品は控えましょう。身体を温めるスパイス(生姜、シナモンなど)や発酵食品を摂りいれましょう。

・睡眠の取り過ぎには注意しましょう。肺気を弱らせます。意識して、腹式呼吸を取り入れてみましょう。

・朝と夜、寒暖差があるこの季節に、塩風呂で身体を芯まで温めるのがおすすめです。(できれば自然塩で。大さじ2杯くらい)

また、秋は実りの季節です。新鮮な旬の食材には、大地のエネルギーがたっぷり含まれています。食べ過ぎは脾(胃腸)が弱ってしまうので要注意ですが、積極的に取り入れていきましょう。

ちなみに『栗』は秋の代表的な食材ですが、古くから、栗は胃腸を温めて丈夫にし、血のめぐりを良くするものとして重宝されてきました。また、滋養のある食べ物なので、元気に冬を越すためにも、おすすめです。

私は、今回栗の渋皮煮を甘さ控えめで作ってみました。重曹を入れて3度茹でるので、すこし手間ではありますが、その分より一層おいしく頂けたように思います(^^)



なごみ通信 8月号


 先月は、熱中症についてご紹介しました。今後もまだ暑い日は続くようなので、元気に秋を迎えられるためにも、身体のケアをしながら、この暑さを一緒に乗り越えていきましょう。

 熱中症になる一番の原因は、大量の汗をかくこと。汗と一緒に体の中の水分だけでなく、ナトリウム、カルシウム、カリウムなどのミネラルも失われることで体温を調節する機能がうまく働かなくなります。夏は特に、胃の消化機能が衰えているので、1度にたくさんの量を飲んでしまうと胃に負担がかかってしまうので、こまめに水分を少しずつ摂ることが大切です。

今回、オススメしたいものは日本の伝統食材である『梅』です。古くから「梅は三毒を断つ」(三毒:食・血・水の毒)と言われていて、重宝されてきました。梅には、疲労回復などに有効な成分(クエン酸、リンゴ酸、カルシウム、カリウム、ビタミンA・B1・B2・C etc)が多く含まれています。梅干しは日本の昔ながらの保存食です。最近では研究が進み、さまざまな効果が発見されています。量としては、1日1、2粒目安で摂ると良いと言われています。最近では減塩の梅干しも増えてきていますが、高血圧等で、塩分が気になる方は、梅肉エキスがおすすめです。

梅肉エキスは、すりおろした青梅をアクを取りながら、弱火で長時間じっくり煮詰めた濃縮エキスです。青梅1kgから20gくらいしかとれないエキスで、基本的に塩分が含まれていません。小さじ1杯をそのまま摂るか、もしくは、梅肉エキスドリンクとして摂ることもおすすめです。私は風邪予防、胃腸が弱っている時に摂るようにしています。このエキスはかなり酸っぱいですが、酸っぱいもの好きにはたまらない美味しさがあるので、ぜひ試しに摂ってみてください。

<梅肉エキスドリンク レシピ>

*梅肉エキス  小さじ1/2杯   *お湯  1杯分 *黒糖/きび糖/はちみつ お好みの量

梅肉エキスを少量のお湯と甘みとで一緒に練り合わせ、残りのお湯を注いで混ぜれば出来上がり♪

また、今年はクーラーが手放せなくなっているので、いつもより必要以上に身体が冷えている方も多いのではないかと思います。特に、首元や手首、足首は一番冷えが入りやすい部位なので、実際に触れてみて冷たくなっているようだったら、足首も覆うような靴下を履いたり、まわす体操をする、温めることで血流を良くしておきましょう。                

参考元:一般社団法人 梅研究会

担当 Y




なごみ通信 7月号

「熱中症について」

今回は本格的な夏到来に備えて、熱中症について取り上げたいと思います。
熱中症は夏の突然気温が上がった日や、梅雨明けの蒸し暑い日など、体が暑さに慣れていないときに起こりやすいとされています。

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熱中症とは

熱中症とは、高温環境下で体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調節機能が破綻するなどして発症する障害の総称です。
高温、多湿、風が弱い、輻射源(熱を発生するもの)があるなどの環境では、体から外気への熱放散が減少し、汗の蒸発も不十分となり、熱中症が発生しやすくなります。
熱中症を発症すると、大量の汗をかくとともに、熱失神(めまいや立ちくらみ)や熱けいれん(筋肉痛や筋の痙攣、こむら返り)を起こします。
さらに症状が進むと、頭痛、気分不快、吐き気、嘔吐、倦怠感というような症状が出ます。
重症化すると高体温、意識障害、全身のけいれんが出現し、死にいたることもあります。

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日常生活でできる予防方法

暑い日がつづくと、体が暑さに慣れて暑さに強くなります。これを暑熱順化といいます。
しかし、エアコンなどで暑さにさらされることが少なくなった現代の生活環境では、身体が適応しにくい場合もあり、積極的な対策が必要です。
日頃から運動や半身浴等で汗をかく習慣を身につけておくことが大切です。
また、涼しい服装、日陰を選んで歩く、日傘をさす、帽子をかぶるなどして暑さを避けること、こまめに水分補給を行うことも熱中症予防には効果的です。

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熱中症が疑われる場合には?

熱中症が疑われるときは、身体を冷やさなくてはなりません。
まずは、木陰やエアコンの効いた部屋などの涼しい場所に移動しましょう。
そして、うちわや扇風機などであおぎ身体を冷やします。
その際に露出している肌に水をかけると一層効果的です。
氷嚢などがあれば、それを首やわきの下、太ももの付け根などに当てましょう。
そして、水分・塩分をしっかり取りましょう。
意識障害があったり、嘔吐していたりして水分が取れないような場合には、迷わずに病院を受診しましょう。

熱中症対策を十分にとり、元気に夏を乗り越えましょう!